好きで自分のことをシニアと称しているわけではない
わしのこともシニアと言ったな
わしはシニアじゃないぞ!
とほとんどのシニアはそう思っている。
シニアという言葉
オーバー50の人は、自分たちシニアについて何か客観的に考えようとするときに、自分はその対象から除外します。
シニアという言葉には、エネルギーに欠けはじめ下り坂にいる人々等の負のイメージがつきまとっている。
自分はまだまだ可能性を失ってなくて、上を向けるからシニアじゃないということなのです。
そういう私も、ここでシニア、シニアと書きまくっていますが、本当は自称をシニアとは口が裂けても言いたくない。
あくまでも区分可能に、検索も出来るようにと枠の中に押し込む為にシニアと表示しているだけなのです。
高齢者?!もっとイメージ悪い。
50歳以上?なにか言葉としてまとまりが悪い。
エルダーとかつけたら一般的ではない。
ハイアーシニア? 神様の仲間か。
リタイア!?、・・・は会社だけじゃけん!
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団塊世代はまだ呼称としてまとまっているので使いやすいのですが、残念ながら我々はポスト団塊世代です。
彼らの後を追って成長してきたのだけどこれという呼称がない。
しっくりとはしないが、シニアと一括りするしかなさそうなので、やむを得ず外向きは自称シニアということなのです。
大人ばかり
現在、20歳以上の大人のうち50歳以上というのが実に半数占めています。
これが2020年、オリンピックの年になると、40歳以上が大人人口の8割を占めることになるらしい。
大変だ!
シニアだといってへこんでいたら日本は終わってしまう。
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ふと気がついたら、TVのバラエティで活躍しているタレント達もおじさんばかりになっている。
大好きな、サンマさんの「お笑い向上委員会」など、おっさんばかりが破壊的なエネルギーを放出している。
子供の頃のテレビは20歳前後の若者が圧倒的に多かったはず。
若者文化、文化のトレンドは若者が作り出すのが当たり前だった。
それがこれだけおじさんだらけになるとどうなるのだろうか。
おじさんといっても、当時の若者文化を発信、牽引していた世代そのものなので、今度も彼らシニア世代が引っ張るのだろうか。
身体はガタガタ
ただ、気持ちはいくら前向きでも身体はそろそろがたが出始めているので、空中分解の可能性もかなりある。
心だけは前に出ているが、主たる日常会話は身体の不調が大半を占め、時限爆弾に怯える日々が続く。
そんななかでも身体を鍛え維持しようとする努力は怠らず、寝込んだりしないように日々サプリも飲む。
「ボ、ボクはまだ何もやっちゃいない・・・」と、悔恨にさいなまれる時もあるが、そこそこ生きたので、もう十分だと割り切っても良いじゃないか。
社会への執着は程ほどにして、やりたいこと目指して突き進むのも悪くはない。

四国八十八箇所