40年撮っているけど趣味でも仕事でもない写真
写真は今でも私の趣味なのだろうか。
このブログで使用している写真は95%以上、自分で撮った写真です。
畑へ行くときも、重たいデジタル一眼のセットを必ず持参してます。
でも撮るとは限らない。
レンズキャップさえ外さないで帰ることが続く時期もけっこうありました。
でもこれまで700回とか畑に通った中で、カメラを持っていかなかったことは1%に満たないと思う。
最近でこそ減ったが100-400mmズームもほぼ必携品でした。
一時期ミラーレスだけにしていたこともあったのだけど、いままた両方持っていっているのです。
傍からだとどう見ても写真マニアに見えるでしょうね。
実際、畑の民はそのように認識しているようです。
けど、私は自称写真マニアではない。
アートな写真、表現としての写真は最近はほとんど撮っていない。
もっぱら記録としての写真ばかり撮っています。
しかもずーっと同じ場所が土俵だから、被写体も野菜の写真や虫の写真という、同じようなものばかり!
畑に行くついでにカメラを持っていくというのが今の写真スタイルです。
写真を撮るためにカメラを持っていくというのでなければ、表現としての写真など撮れるはずがないのです。
たまに撮り歩きに出ると楽しいのは楽しいのですが、今はすっかり遠ざかっています。
写真とカメラの変遷
もともと写真との関係は大学へ入った頃から続いている。
その間には熱くなったり冷めたりを繰り返していました。
大半は冷めていた期間が多いのですが、切れてしまうことはありませんでした。
これからもないだろうと思います。
なんとか続いてきた夫婦みたいな関係かもしれませんね。
今のカメラはCanonのフルサイズ、EOS5dMarkⅡとオリンパスのミラーレス一眼、E-PL3です。(E-PL3のレンズはM.ZUIKO DIGITAL 17mm f2.8 1本、付けっ放し)
はっきりいって今の被写体だとE-PL3の方が合っていて、フルサイズは要らない。
なぜフルサイズかといえば、一時期PIXTAなどのマイクロストックをやっていたことがあるからです。
マイクロストックだと画質や画素数が大きいほど高く売ることができるから、フルサイズまでたどり着いたのです。
今でもアカウントはありますが新規登録はたまにしかやっていません。
商業用に印刷等するのでなくWEB上で取り扱うだけであれば高画素は必要ありません。
ミラーレスやスマホで十分なのです。
でもやっぱり、たまに100mmで女の子を撮ったりするときには、高級レンズとフルサイズは手放せないなと思う。

本人の許しを得てないのでパーツです
いまのきもち
写真好きの方々がブログやらで、何々を買ったとか買い換えた。何々はどこがいい、などという記事をよく眼にしますが、そういうのはほぼ無くなりました。
あるいは構図がどうのコンテストがどうのこうのというのもまったく興味がありません。
そういう人たちの一部には、上から目線の方、マナーのない方が、割りと多いので嫌いです、混じる気はまったくありません。
そもそも、カメラ関連機器を追加したり買い換えたりするゆとりが今はないため、関心もないのですね。
思えば、EOS-5dMKⅡ買っておいてよかったと思う。
そんな高価で無駄なもの、今買えるわけがないのです。
これから、まだまだ経済的に復活する意欲は十分あるのですが、購買能力は今はありません。
EOSはEOS-5から始まって、20d、5d、5dMarkⅡと変遷したのですが、フィルムと20dが一番名作が多いですね。
なぜかMarkⅡになったとたんつまらない写真ばかりになったのも事実なのです。
あるいは、自分がつまらなくなってしまった?
写真は趣味なのか?
自己紹介でも趣味欄に写真と書くことに抵抗を感じます。
しいて言えば、今では写真は自分の身体の一部なのかもしれない、とかっこよく締めておこう。