終活もミニマルライフもやめてしまおう

   

人はみんな死にます

 

近所に住む他人が亡くなったからといって、自分も死ぬかもしれないとはそうそう感じるものではない。どれだけ大勢の人が亡くなっても、自分だけは別だと根拠なく信じているのが普通だろう。
しかし、人は死ぬ。あっさり死ぬ。そして、死んだらいなくなる。

 

きらめく波

 

死は唐突です

 

どんなに重要な人々であっても、これからやるべきこと、重要な予定があろうと、その時が来たら問答無用で生あるものは死にます。
つくられたドラマではありますが、この間観た「シン・ゴジラ」に衝撃的な死がありました。それは、総理大臣を含む11名の閣僚達が何の前触れも、感傷もなく、そこまで続いてきたドラマの進行を断ち切って、一瞬にして蒸発してしまうシーン。

 

シン・ゴジラを体験する

 

実際のところ「死」ってそんなものじゃないかと、改めて認識させられるような場面でした。
あの唐突さはリアルで怖かった。人の都合などというものとは無関係に死はやってくる。
それは人の意図によって起こる場合(戦争・犯罪)もあるが、何の意図もなくやってくる場合(災害)のほうが因果関係もなく無作為に起きるので、不気味で怖い。

 

確変開始!

 

たとえ若くても死は無差別にやってくるものだが、私たちぐらいの年になると確率も上がってきて、本当に紙一重の状態であると感じる。頭ではその身近さを理解していても若いときにはなかなか実感は出来ないものだ。

 

生の儚さは近親者が亡くなることで染入ってくる

 

どっちだろう?周囲の人が大勢亡くなっていくから死を身近に感じるようになったのか、それとも肉親やそれに近い人が亡くなったからぎりぎりと伝わってきたのか?
数よりも質だった気がする。父はもう40年も前になくなったが、ここ4年のうちに母、姉、叔父が亡くなった。そのことが自分の存在について磐石のものではないとの感覚が育ってきている原因なんだろうと思う。
逆に今は、死の向こう側が、10年前には感じたこともなかったぐらい身近に感じる。
別にそれは、死にたいというわけではなく、死が怖いというものでもない。
昔は努力して、どこかに向おうとしていたものだが、それが無くなった。「あの向こう」が、今はそれ程遠くない先にちらちらと見え隠れしているからだ。それ以外の向かい先というものはなんだかとても色あせてしまっている。
せいぜい楽しいこと、好きなことを味わいつくそうとするぐらいか。

 

夕陽と鳥

 

 

フィーバー!!

 

60歳を超えてからは、やたらと病気の話が身の回りに多くなった。特に「」!

外見上は元気なうちに癌が見つかったという話を聞いたと思ったら、あっという間に入院だ、手術だとバタバタし始め姿を見なくなる。久しぶりに会ってみると抗癌剤でやつれていたり、亡くなっていたり、回復していたりのドラマが起きている。

 

介護保険はできれば使わない為に本気で自分の健康管理しよう

 

見かけ上の元気、病弱に関係なく癌になるから怖い。
あれもこれも検査しておこう、酒は控えて動物蛋白も控えて、あれは食べないようにしておこう、なんて風に不安で少々萎縮してしまう。

 

ミニマルも終活も止めましょう

 

年を重ねるほど、癌その他の病気にかかる率は高くなる。
そんな事を気にしていたら、限られた残りの時間を十分に生きるのも難しくなってしまう。あれこれやってくる事に丁寧に対処しようと考えていたら、残りの寿命が半分ぐらいに薄まってしまいそうではないか。

 

今更不動産を買ったら空き家が増えるだけになるからやめておけって?!

田舎に移住したら子供たちが我々の面倒を見るのが大変だって?!

食器や絵画、インテリア小物を集めても死んだらゴミの山だって?!

上等やないか。その時はそのときだ。時代が、社会が変わっているかもしれないじゃないですか。

「後はまかせた!」でいいじゃないですか。

ミニマルな生活なんてやめておきましょう。

 

小金持ちシニア世代節約なんてしていたら、死に金が増えて、社会の風通しがますます悪くなるだけじゃないですか。適当に使い切るか、使いきれない場合は子供や孫に譲ってしまいましょう。

終活なんてのも止めておきましょうや。そんなこと始めたら死に体で生きていくことになりますよ。

今から何か始めても最後まで出来ない可能性があるって?!
できなくてけっこう。全部中途半端に終わるも良し。水も漏らさぬ緻密な計画を立てて翌日ぽっくり往く!それで何の不都合があるのだろうか?

「よし!そうしよう!」



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