市民農園や野菜栽培講座は持続可能な囲い込みイベント

   

地方移住セミナーは大賑わいだった

 

出身地の自治体も出張っているので、「中国・四国地方への移住案内・セミナー」へ行ってみました。

見に来ている人は私達だけで、客引きよろしく取り囲まれたらどうしょうかと不安を抱えつつ会場へ。
そうしたら、驚きの人出でびっくり!会場の各地域の相談デスクも大賑わい。プレゼンのブースも座席の空きが無いほどです。やって来ている人達は主に我々と同年代かちょっと下の年代の夫婦が大半でした。

 

中四国移住

 

 

田舎暮らしを求める人がこんなにいるんだ!しかも、パンフレットを見ると、東京大阪交互に何度も開かれるようだ。この願望はどこから生まれるのだろうか。あらためて驚いてしまう。

都市から田舎への逆流の兆し!?いやいや、10年前も同じように田舎志向がありました。田舎の高齢化、過疎化は安定して広がってますものね。高齢化・過疎化は地域の範疇を越えた大きな流れなので、今日見たような田舎志向の人が多少増えるのとはレベルの違う問題でしょう。

 

希望者は多いが実際に集まるのは

 

今、田舎暮らしを検討する人は確かに多いです。しかし、実際に行動に移す人はどれぐらいいるのでしょうか。そして、行動に移した人の中で上手く行っている人の数は?

高知県みたいに過疎化も大きいが、移住もまた人気があって多いというところもあります。しかし、なかなか適正なその地の魅力を発信しきれず、ブランド化も進まない地域も多い。各自治体で、魅力を発信しようとイベントもしっかりやっているのに、いまいち人気が上がらないと悩んでいる自治体も多そうです。

イベントは、手当たりしだいというわけにはいかない。企画、アイデア、練りも必要です。その地域とのマッチングもなければ人は来ない。そして、マンネリでも人は集まらないのです。
やがて、アイデアも予算も枯渇する、というのが悪い流れです。

 

 

市民農園などはストック的イベントです

 

私は、そんなイベントの役割の3割から4割ぐらいの肩代わりを負わせるのに、「市民農園」や「野菜栽培講座(実技付き)」みたいなイベントに負わせると非常に効率的で良いと思う。手はかからないわ、勝手に持続してくれるわ、地域のファンは増えるわで、すごく有用だと思うのですが、いかがでしょう。

 

駐車場

 

 

菜園を長期間継続するうちにファンも増える

 

自分も農園に通う者としての印象を言うと、まず事情があるケースを除いて、短期間でやめる人はいません。
野菜は自然の摂理道理、毎年繰り返し栽培時期が来る。しかし、出来具合は絶対に毎年同じようには出来ない。そこに面白さもあって辞められなくなる。
何年も通ううちにその地域への愛着が深まり、生活の主体も移りがちになる。家族や知り合いも多く呼ぶようにもなる。日頃からそこでお金も落とすようになり、その地域のファンをどんどん広げていくことになります。
また、田舎の慣習にも馴染んでくるので、いきなり移住して、その後で田舎の交流などに馴染めなかったというような失敗も避けることが出来ます。田舎暮らしの助走期間、モラトリアム期間として、お互いに有益な時間となるのじゃないでしょうか。

 

住宅付き農園や、栽培講座でも同じことです。初期投資は特に、住宅付き農園の場合に必要になりますが、後は放っておいても空きさえ作らないようにすれば勝手に進んでいきます。空き区画も最初の設定に問題がないようにさえしていれば、たいていは空き待ち状態が続くことになると思います。

 

伝授

 

 

直接的効果よりも長期的イメージアップに

 

彼らが移住を必ずしも進める訳ではありません。あくまでも移住予備軍です。しかし、彼らが行き来する間に他にもファンを引き連れてくる可能性は十分あります。
直接就農者不足を直接カバーする助けにはならないかもしれませんが、都市住民と田舎住民の良い交流を着実に深めて、魅力的な地域を作るための一助にはなるでしょう。

 

それで、私はそのような貢献をしているのでしょうか?
昨日、雨でどろどろになった畝をむりやり均し、小さな玉葱の種を一粒ずつ蒔いていきながら、来年こそ立派な玉葱ができるかなと考えたりしていたら、そんな懸念もぷくりと浮かび上がったり・・・・。

 



 

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