今はまだそのステージに立たない

   

ゲームの「レベル」はゲームをより楽しむためにある

 

ゲームをやるとたいていはレベル、あるいはステージが現れ、そのレベルをクリアしないと次のレベルには上がれないようになっている。自分の今のレベルにふさわしい仲間や敵が登場して、自分のスキルを磨き、身の丈にあったアイテムを活用して次のステージへと目指す。ゲームをしっかり楽しむため、段階を追って難度を上げて行くのです。
アイテムやスキルが低いままでは高度な敵とは闘えず、徐々にレベルを上げていくことによって、長く楽しみを持続させることが出来るし、自分がひとつ、またひとつとレベルをクリアしていくことの快感を味わえるように考えられているのです。

 

人生にも「ステージ」は大小さまざま存在する

人生にもそうしたステージがあります。人生のステージの場合は上がるとか下がるという評価をされるべきものではないので、レベルという言葉よりもステージという言葉が妥当でしょう。
例えば小学校に上がるとか、結婚するとかの外的要因でステージが変わる場合もあるし、自分の意思や深い認識、覚悟によってステージが変わる場合もある。あるいはそれらが絡み、他の人が関係してくることによっても微妙に影響を受ける。
また、本人が望むと望まざるとに拘わらず 、子供(ただし青年期以降)のステージが変わることによって必然、親のステージも変わらざるを得ない。一時期に大小の複数のステージが同時に存在もして、複雑に展開する。

 

 

卒業

 

 

ステージにはそのステージにふさわしい行動がある

 

そして、ステージにはそのステージにふさわしい行動がある。というか、ステージには合わない行動があるようです。
子供が生まれたら自由気ままに遊びに行くと不都合もあるだろうし、結婚したらそれまでのような異性関係は問題となる。
子供が小学校、あるいは中学、高校在学中に理由なく転居して転校させるのも子供には理不尽な行動であり、親にもしわ寄せがやってくる可能性が大きくなる。やむをえない場合はしょうがないが、そういうときに気分だけで転居することは普通ならできませんよね。

 

ステージが変わると周辺の社会との関係性が変わる

子供が難病を患うとか、家族が犯罪を犯すと貸した場合は、自分の意志に関わらずステージが大きく変わってしまう。社会との関係性の大きな部分が変わってしまうので、それ以前と同じ行動パターンを続けるのは困難となり、基本的には周囲の評価もひっくり返ってしまうので行動を意識して変えないといけないような難しい事態も増えてしまいます。
些細な変化の場合は分かりにくいですが、こういう重大な変化だと、自分では変わっていないように思っていても、社会との関係性が変わってしまっていることがよくわかりますね。

 

ステージの微妙な変化は感性を磨いて直感的に

そのような重大な変化だけでなく、日常には細かなステージの変化がたくさんあります。仕事をやめるタイミングなども絶妙の時期というものがあって、そこで辞めると色々な事がすべてうまく流れます。外の環境に変化がある場合はわかりやすいですが、目に見えない場合も多いですね。
短期的なインナーステージは感覚を研いで、今流れがどちらに向いているか感じ取るしかない場合も多いです。その感性は物事に真剣に取り組んでいるときや、集中しているときに研ぎ澄まされます。良い気分で過ごせていないときは、そんなジャスト感も通り過ぎてしまうようなので、できるだけ楽しいと思えることに取り組めれば良いのですけどね。

 

生物学的には巣立ち時期を越えた子供たち

なんで、こんなことを考えていたかというと、我が家に根をはって住み着いてしまいそうな子供たちのことと、マンションの売り時のことを考えていたのです。
野生動物ならば大人になったら、たいていはファミリーから無理やりにでも追い出されて、逞しく自立していくものなのですが、最近の子供たちはいつまでも親の家を自分の家だと勘違いして住み着いています。
確かに昨今では経済状況から自立するのは難しい場合が非常に多く、かわいそうではあるのだけど、それでもいつかは自立しないといけない。その厳しさを早目に身につけて欲しい思いもあり親として揺れています。一戸建てなら同居もありえますが、マンションでは考えにくいです。

 

自立計画は初めが肝心

ただ、うちの子たちは十分自立できる稼ぎもあるので追い出すのも対応としてあり得ることです。本来なら住居費に捻出しないといけない分でいつまでも遊びまくっていたら、実際にその状況に直面したときにきつい思いをしなければならないのは彼らです。

娘の方はそれなりに考えているみたいですが、息子のほうは何も考えていないようです。
住居費に近い額を、最初から徴収していればよかったのだけど、最初が甘く、徴収し始めたのが最近だったもので、金額的にも微々たる金額/月しか徴収できていませんし、実費以下ですね。

 

今はまだそのステージではない

さて、それで年齢制限に近づいてきた我が家の住民を追い出すべきか否か。今はそのステージかと考えていたのですが、自然の摂理には合わないけれど、どうも今はその時期じゃないように思えるのです。
結婚をするとか、確たる将来の目的が現実化してきているとか、厳しさに責められても実現に向かう夢があるとか、そういう状況が何も見えない今、出て行かすと想定外に遠くに行ってしまったりとか、なにかちぐはぐな事態が起きそうで、出来ないです。
彼らの流れが決まらない以上我々の流れも不確定です。どちらの側もどう流れるにしても重大な局面なので安易には実行できません。
マンションは売り時、子供たちは巣立ちどき、だけどまだその期じゃない今。
中途半端だなぁー!

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