空き家の実家に事故・火災が起きたら
遠距離事故処理
故郷の警察の交通課から電話があった。
実家の前庭にトラックが飛び込んだそうだ。
驚かない。
毎度のことだ。
昔から何年かに一度はブロック塀がきれいになっている。
ただここ数年は頻度が高く、ほぼ毎年突っ込まれている。
それは構造上の問題か歴史上の問題か
現場に近い一隅に、昔からなにか分からない石の塚がある。
私の祖母の世代は何とかさんと名前を呼んでいたが、忘れてしまった。
今となっては確認のしようもないことです。
そこから横溝正史の小説世界のようなおどろおどろしい世界を想像したりもすることもあります。
しかし、そんなこと言っていたらそこら辺りすべて何らかの因縁があるはずなのに、馬鹿なことを、と思う。
今そのことの詳細を書いていたのだが、なんでやめるのかと自分に訝りながらも、これ書かない方が良いだろうと消してしまった。
IT、デジタルの世界ですが、それだけではなく、まだまだ闇も引きずっているようです。
遠く離れた不動産にはぜひ火災保険を忘れずに
視点を変えます。
故郷から離れたところに住む方には、こういう事故とか火事とか事件とか起きれば面倒なことになります。
私のような自損事故ぐらいだったら、警察と本人と保険会社とあと補修業者ぐらいと電話で連絡したらなんとかなりますが、火事なんかだとやっかいでしょうね。
空き家を遠隔地に抱えている人は少なくとも火災保険には入っていたほうが良いでしょうね。
隣家に延焼した場合でも「失火責任法」により、重過失がない限り出火、延焼の責任を負う事はありません。
しかし一年単位の最小限度の保険で、家の評価額にも寄りますが、燃えてもいいような古い家だったら1万円/年、程度の金額で入れるので、加入しておくことをお薦めします。
何もしないでも6倍の固定資産を払う可能性
使っていない家でも、所有している限りこういうアクシデントや税金の心配をしないといけないので大変です。
そのまま置いていても、行政に放置家屋と認定されたら更地と同じ6倍の固定資産税を払わないといけなくなります。
ペナルティ的な扱いじゃなく生産性を開発しませんか
いくら空き家が増えて危険だといっても、田舎の空き家、空き地など簡単に売れるものじゃない。
居住者の絶対数が減っているから空き家が増えているのに、それに罰金をかけたからといって減るというものじゃない。
そんな安易な条例など施行せずに、もっと根本的な対策を考えないといけないのでは?
例えばそのたくさんある空き家を利用してIターンを呼び寄せるとか、地域おこし、地域活性化のツールに利用してもらうとか・・・。
税金増やすだけじゃ、そのうち払いきれない人、爆増で、国庫や市町村の使い道のない土地の抱え込みになって、結果的には税収減らすだけやで。
まずは自分で出来ることから
とはいえ、お役所に多大な期待は禁物です。あてにせず、自分で新たな活用方法を開発する方法を考えるのがいい結果になるでしょう。
#先祖代々 の #空き家 を受け継いだ。売りたくない、売れそうにないと悩んでいる間に、#生産性 のある活用方法を自分で考え抜き、開発していかなきゃ。
— 權佐衛門 Gonzaemon (@KarallaAziba) December 17, 2016
出入りがしやすければ、ランニングコストのかからない店にするとか、田舎移住のお試し住宅として貸し出すとか、それこそairbnbやるとか、実現できるかどうかは別にしていろいろ方法は考えられます。
お金があればそのできる範囲はぐっと広がりますが、残念なことに私にはお金の余裕がない。できることは非常に限られているのであります。